政権と戦う代わりに取引・和解し屈服する形となった多くの法律事務所。特に標的にされた事務所は🌽を調査、訴訟、🌽の「敵」を弁護した事務所たち。
取引に応じた事務所から大統領令の対象が取り下げられている。
このような事務所で働く弁護士はじめ法に携わる人達の葛藤が続いている。
インタビューを受けたのはそういう法律事務所の1つで働くトーマス。
アメリカ人の父と日本人の母を持つトーマスは日本で生まれ10歳まで日本で育ち、その後アメリカに移住。アメリカ移住後の生活からロースクール卒業、弁護士事務所への就職までの彼の生い立ちと、アメリカへの自分の思いが語られている。現在の政府からの法律事務所への圧力、それにひれ伏した職場と自分が感じた屈辱感、日本の母から帰ってこいと言われたが自分はアメリカの残ると決断したこの国への思い入れや少しの希望など、聞いていてちょっと感情移入した。
同僚に宛てた退職届の一部の内容も本人が読んでいたけど、真摯な姿勢が感じられると同時に、この人、今後ターゲットにならないだろうか、大丈夫なんだろうかとちょっと心配になった。(本人も退職届を一般に公開したことに関しての懸念はあるようだった)
今起こっている沢山の出来事の1つのストーリー。